組織のマンネリを防止するには?

  • access_time2017年11月24日
  • folder_open経営
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皆さんの会社では新しい期はどのようにスタートしますか?

当社では必ず社員全員参加の
「経営計画発表会」というものを期の初めに行っています。


ここでは前期の振り返りや今期の方針、経営目標などを社長自ら発表
して社員全員の価値観の共有を図っています。
またこの場にはお取引のある金融機関の方々にもご参加いただき、会社の
数字だけでなく社員の姿勢を見てもらうことも大きな目的の一つとしています。
外部の方の参加により、本番での緊張感も増します。


毎年同じ時期に錦糸町のホテルレバントさんでやっているので、レバントさんの
スタッフの中ではうちの発表会は有名なようです。
もちろんお世辞半分だとは思いますが、毎年私の発表、第2部の
余興、早食い競争を楽しみにしているとのことです。
(第2部では余興の一環で新入社員による出し物と、選抜メンバーによる早食い
競争が行われます。僕も毎年メンバーに入れられています笑)


当社の顧問税理士の先生は第1回目から毎年参加いただいていますが、
「今回もパワフルで最高の経営計画発表会でしたね。お世辞でもなんでも
なく、本当にご立派だと思いますし、心から素晴らしいと思います。
銀行の支店長もすごい!!と言っていました。支店長方とは、本当に
素晴らしい組織で社員の方もすごくいい方々だと話をしておりました」
と称賛していただきました。
このように対外的な評価をいただけている、ということは社員にとっては
自信になりますし、自分の会社を誇りに思えるようになるので非常に大事です。
まして銀行の支店長から褒めてもらえれば、嬉しさ倍増でやる気アップです。


当日は厳しいリハーサルを行います。全員が大きな声を出し、真剣に取り組むまで
何度でもやり直しです。
第1部では規律正しい組織、第2部では仲良く楽しい組織、
このギャップを感じてもらえるような構成に意図的にしています。


1年を通して社内に何も変化やイベントがないと、どうしても組織は中だるみします。
期の初めに発表会をやったり、内定式、入社式、新年会、社員旅行があったり
定期的な人事異動と、ヤナギグループでは社員・組織が中だるみしないイベント、
仕組みを1年間ちりばめています。


経営計画発表会、まだやられていない会社さんは是非導入してみてはいかがでしょうか?
自分も社内も引き締まりますよ。

 

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柳 慎太郎 足立区で創業50年をこえる老舗企業
ヤナギグループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ