組織のポイントは○○ること

私が全社員と面談する機会は年3回あります。
夏と冬の賞与支給前の面談、それと年に1回の昇給面談です。

 


1人持ち時間は10分。

 

 

 

たったの10分と思われるかもしれませんが、
10分無駄なく有効に時間を使えば、結構な量の情報のやりとりができます。
それに私は全社員と真剣勝負で面談するので、
これはなかなかの重労働です。
毎回終わった後はヘロヘロになります。 
そんな賞与面談を今回からやり方を変えてさらに進化させました。

 

 

 


そのきっかけになったのはある会社に私と幹部で
ベンチマーキングに行ったことから始まります。
非常に業績を伸ばしている飲食店なのですが、
その会社の社長から教えてもらったのは

 

 

 

「会社というのはいかに揃えるかです。揃えることがとにかく大切なんです。」

 

 

 

ということです。

 

 


(なるほどな〜やっぱりそこかぁ)と心の底から納得しました。
その会社ははとにかく色々なものが<揃っている>のです。

 

 

 

会社見学だけではなく、賞与面談をやっているところも
見学させてもらったのですが、賞与面談の際、社員さんから社長への
報告の仕方も見事に揃っていました。
同じフォームを使い、同じ順番で、決められた項目を、
決められた時間内で見事に全員が報告していました。

 

 

 

自分1人で仕事をするなら自分の思い通りに仕事をしても
全然構わないと思いますが、組織はそういうわけにはいきません。
人間は(私も含めて)自分が正しいと全員思い込んでいます。
そしてその正しさは人それぞれ違うんですね。
ここに魔物が潜んでいます、、、
それぞれがそれぞれの価値観を組織に持ち込み、
自分勝手な判断で仕事をすると組織は成立しません。

 

 

 

 

今期当社のテーマは

 

1+1=3 になる組織   

 

 

 

ですが、その組織運営とはかけ離れていくことになります。 

           

 


だから、徹底的に組織は<揃える>ことが必要なのです。   

 

 


          
揃えるポイントは 

              

               
①もの 
②考え方 
③情報   
            

  

この3つです。  


                    
報告の仕方を揃えるというのは③にあたりますね。

 

 


いいものはそのまま真似する、というのが当社の方針ですから
早速今回から報告のフォームを新しく作り、
事前にそのフォームに記入してから私との賞与面談に臨んでもらい、
報告時間は砂時計を購入して目の前において時間をきっちりと決めて行いました。

 

 

 

その結果、社員からの報告は今までとは比べものにならないほどレベルアップしました!!
予想以上の成果に大変驚きましたし、社員も今までより報告がしやすかったと思いますし、
伝えたいことが伝えられたと思います。

 

 

 

これからも揃えることにこだわって、1+1=3 の組織にします!!      
その先にダイアモンドカンパニーがあることを信じて。

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ