2018年スタート!!

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2018年がスタートしました。

うちの会社も先週、全社員集まって毎年恒例の新年会を
開催し、非常に盛り上がりました。


「形から入って心に至る」、というのは私の師匠の言葉ですが、
本当にその通りだと思います。
全社員の心を整えるのは大変です、というか現実的には無理です。
心は不安定ですから、ちょっとしたことで上がったり下がったり
簡単にしてしまうからです。

 

正月休み楽しかった人もいれば、疲れた人、早く仕事したかった人、
出社したくなかった人、さまざまな心の状態で仕事初めの日を
それぞれが迎えます。
そこに関しては私の力だけではどうしようもなりません。
基本的には本人の問題なので。
何とかならないものを何とかしようとしてはいけません。

 

仕事初めの日に私が経営者として出来るのは心ではなく、
目に見える形を徹底して整えることです。
:誰よりも早く出社して、みんなと顔を合わせて挨拶をする。
:時間通りにきちんと新年会をスタートする。
:永年勤続表彰をする。
:新年のあいさつをする。
:正月らしく、お年玉イベントで盛り上がる。

 


ちなみに新年の社長の挨拶なんて、1週間もすれば誰も覚えていませんよ。
話した本人だって覚えていないんだから、社員が覚えていないのは当然ですよね笑。
でも、それでいいんです。


覚えていないんだからそんなのやってもお金がもったいないと思って、何もやらずに
何となく仕事をスタートをする会社と、新年らしいイベントをしっかりとやって
仕事をスタートする会社では、【結果的】に社員の【気持ち】も全然違うと思います。

 

うちの社員に聞いても
「新年会に参加してやるスイッチが入りました。」
「皆と顔を合わせて元気が出ました」
「今年も頑張ろうと思いました」
という声がたくさんあります。
ちなみに私も同じで、こうした形から入って自分のやる気スイッチを
毎年オンにしていきます。


社員教育において、心が大事でないというつもりは全くありません。
うちの会社心の研修も当然やります。しかしこちらは非常にハードルが
高いんですよね。目に見えなくて数値化しづらいので。
まずは目に見える「形」から教育、整頓していくのが、成果につながりやすいと
思います。

 

2018年も最高の年にしていきましょうね。
今年はもう少し定期的に情報発信できるように頑張ります!!
よろしくお願いします。

 

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ