常識を疑う

  • access_time2020年10月30日
  • folder_open経営

10月から56期がスタートしました。

新型コロナウィルス感染予防対策として
今期の経営計画発表会は例年とは違いWeb配信での開催となりました。
本来であればホテルで大々的にスタートしたかったのですが、まぁ仕方ないですね。
今できる最善の形では出来たのではないかと思います。来期は例年通り行う予定です。

 


日常生活は徐々に取り戻しつつありますが、アフターコロナというよりは
ウィズコロナという世界になりそうですね。
「コロナだったので業績下がりました、、、」という理屈が通用するのは前期までです。
今期はウィズコロナという前提で経営をどう進めていくのか、
過去の前例にとらわれない【常識を疑う】という全社のスローガンで物事を考えていく必要があります。

 

 

YGは55期、コロナ真っ只中でも私が社長に就任以来、過去最高の経常利益を出すことができました。
この実績はYGがお客様に愛され、支持されている証拠だと思っています。
社員には自分たちのやっている仕事に誇りと自信を持って欲しいと思います。

 

多くの会社が業績を落とし赤字に転落している中、なぜYGは過去最高の利益を出すことができたのか、
私なりに考えてみました。


キーワードは3つです。

 

【 インフラビジネス 】 
【 多角化 】  
【 社員教育 】

 

1.インフラビジネスという日常生活に必要不可欠な商品をYGが扱っていたこと。

2.多くの新規事業を立ち上げ、売上構成比を変えてきたのでリスクヘッジができたこと。

3.最後は原理原則に基づいた王道の経営(環境整備・社員教育など)を10年以上コツコツと愚直にやり続けていること。

 


ここがライバルとの差別化では最も大きいのではないかと思っています。
表面的なビジネスモデルはすぐに真似できますが、真似たから同じようにうまくいくとは限りません。
時間を積み上げて社員教育をする・社風を作り上げる、ということは簡単に真似できませんからね。
とても、とても地道な活動ですしね。

 

55期の成果は私も大きな自信になりました。
これからも王道経営をすすめていきます。

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ