こうして私は新規事業を成功させました。

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新規事業に関してはうちも色々な事業を立ちあげて、

うまくいったものもあれば

うまくいかなかったものもあったりと

色々な経験をしてきています。

 

僕自身が新規事業をやるときに

どういう事を心掛けてるかというと

 

例えば、うちの会社を例にすると全部派生してる事業なんですね。

 

、全く違う事業にいきなり乗り出すっていう新規事業は

なかなか成功確率が低いわけです。

 

例えば、どんな展開をしてるかというと

 

元々、車検の事業というのをうちはやってたんです。

ただし、この車検というのはタクシーがメインでした。

 

そのため、うちが新しく始めた事業とすると

タクシーの車検ではなくて、一般車の車検というのを新しく立ち上げました。

 

そして、これがうまく回ってくるようになると

一定数の割合で車検に不合格になる車両というのがでてくるんです。

 

そうすると、新しい事業としては車の販売というものがうまれてきて

そして、車販売すると、次は保険販売という形で

 

どんどん事業領域を広げて新しい事業を始めていく

というようなやり方を僕は得意としています。

 

これはうちの会社では全部そうです。

 

ここでいきなりうちが車検事業から

飲食店でラーメン屋をやろうって話じゃないわけです。

 

これがなかなかうまくいかない人っていうのは

 

例えば、全然関係ないことを例えば

老人ホームの運営とかを突然やり始めてしまうわけです。

 

意外にこういうパターンが多いんです。

 

例えば、トーセキという会社ですと、どういうパターンととったかというと

まず、プロパンガスを販売していました。

 

プロパンガスを販売すると、給湯器はよく売れていきました。

 

お湯がでないとかそういうお問い合わせは頂くんで

給湯器の販売はもともとやっていたんです。

 

だけど、これは売り先がプロパンガスのユーザーだったんですね。

 

 

ここに私は目をつけて、プロパンガスのユーザだけでなくて

都市ガスのユーザーのところに新しく入っていったんです。

 

マンションとかアパートで、都市ガスに住んでるお客様に対しても

給湯器を売ることができるはずだということで

事業領域を拡げていきました。

 

給湯器販売ががうまくいってくると

マンション・アパートはどういうニーズがでるかというと

リフォーム案件が出てきました。

 

リフォームとか、こういった修繕の話が出てきます。

 

次にうちがチャレンジした事業としては

リフォームではなくてさらに進化させたリノベーションがあります。

 

ただ単に部屋をなおすだけではなくて

リノベーションする事によって

既存の部屋の価値をあげて家賃をアップして満室を促すという形で

成功しました。

 

ガスからはじまってリノベーションまで

少しずつ事業展開を拡げていくので、

無理がないわけです。

 

これが新規事業がうまくいく確率が高くなる一つのポイントです。

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ