夢合宿

  • access_time2020年08月31日
  • folder_open日記

今月の19~20日で幹部と一緒に毎年恒例の夢合宿を某研修施設で行いました。
1泊2日、泊まり込みでひたすら会社の数字と向きあいます。

 


新型コロナウィルスの影響で普段は満室の研修会場もガラガラ、、、
200人収容できる昼食会場もなんといたのは我々だけ。
感染予防対策としてひとテーブル一人。
向かい合わないように全員が同じ方向を向いての食事と異例の開催となりました。
当然会話は全く盛り上がらなく、ほぼ無言の食事でしたよ笑。

 


こんなガラガラの状態ですから当然この施設は大赤字でしょう。
営業しても地獄、営業をやめても地獄。
このような厳しい経営環境に陥っている企業はかなり多いはずです。

 

 

GDPの落ち込みは戦後最悪の数値が出ました。
我々は今まさに100年に一度の経済危機の状態に直面していて、
これから景気は秋にかけてますます悪くなっていくことは確実だと思います。
倒産、撤退、閉店のニュースは毎日のようにあります。

 

 

そんな経済環境下でこれからYG(ヤナギグループ)をどう発展させていくのか、
当然今までと同じやり方・同じ考え方・同じ人では通用しません。
現状の数字を分析し、どの事業を伸ばすのか、どの事業をやめるのか、
どこに人の配置をするのか、どのように教育していくのか、
例年以上に真剣に数字と向き合いながら議論を続けました。

 

 


昔は会社の数字計画・方針は全て私一人で作っていました。
しかし今はそのプロセスに幹部も参画してもらっています。
こちらの方が断然良いものができ、現場で実施されていく可能性が高いです。

 

 


やはり社長が一人で作ったものを渡されるより、自分も一緒に考え、
作り上げたものの方が理解できますし、やろうという意欲がわくのではないでしょうか。
今回の合宿で会社を超えて一番白熱した議論になったのは当社の充填所に関してです。
創業以来ずっとYGの売上・利益に貢献してきてくれた充填所ですが、時代も変わり、
現在の売上は非常に少なくなってしまいました。

 

 

ここをどう利益の出る空間に生まれ変えるかが経営者の腕の見せ所です。
様々な可能性を幹部と議論して大きな方向性は決まりました。
来期が非常に楽しみです。

 

 


変わることはリスクを伴います。
しかしこの時代に変わらないというのはそれ以上にリスクなはずです。
であれば勇気を持ってチャレンジする道を私は選びます。
皆さんはどうですか?

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ