日常生活を取り戻す

6月19日、自粛要請が全面的に解除され県をまたいでの移動も問題なくなり、
飲食店の営業時間の短縮もなくなって、私たちは日常の生活を
取り戻すことができました。
とはいえ、コロナウィルスの感染リスクが
0になったわけではもちろんないので、引き続き一定の警戒心は持ち、
様子を見ながらということにはなります。感染者も連日報道されています。

 

 

週末に表参道に行ったら、ものすごい人で完全にコロナ前に戻ったくらいの
勢いで人が移動、外出していて驚きました。
飲食店に入ったら満席で待っているお客さんで店内は込み合っていました。

 

 

緊急事態宣言による自粛生活でみんな相当ストレスがたまっていたので、
一気にそのストレスをはきだす感覚で「よっしゃー外出するぜー!!」
そんな心情なんでしょうか。

 

 

もちろん人によって状況は様々だとは思いますが、2か月半の自粛生活で
いつもよりは支出も少なかったでしょうし、10万円の給付金が入金されれば
懐も温かくなり、お金も使いたくなるでしょう。

 

 

「人が移動を始めたら、第2波がきて大変なことになる」
とマスコミは相変わらず騒ぎ立てていますが、私は人が移動を始め経済が
動き始めるのは大変良いことだと思いますし、このような身近の様子を見ると安心します。
何事もバランスが大切です。   

 

 

現在でもアメリカ・ブラジルをはじめ非常に厳しい環境になっている国があるのは確かです。
しかし、日本はそうした国に比べると100分の1以下のリスク、
という大変優れた成績が出ています。海外と全く同じ対策を取る必要はないはずです。
しかし日本を始めとするアジア諸国でのこの感染数の低さの原因は一体何なのか、
今のところは諸説色々あるようですがまだはっきりとわかっていないようです。
「民度の違い」だけでは説明がつかないような気がしますが、、、
ここはきちんと検証する必要があるでしょう。

 

そして今回の緊急事態宣言による全国的な自粛は本当に意味があったのか?
ここは本当に検証して欲しいところです。
未知のウィルスだったので、4月の緊急事態宣言を否定、批判するつもりは
全くありませんが、ここまで経済を犠牲にして本当にやる必要があったのか?
という検証の議論は必要です。
大阪の有識者会議では緊急事態宣言による自粛と感染者の増加は全く関係がなかった、
と言っている専門家もいます(これも、全く報道されませんね)。
まさにPDCAサイクルでいうPDまではかなりきちんと日本はやったのですから、
C(チェック)・A(改善)が大切です。数字による検証、説明が必要です。

 


そういう意味では小池都知事によるステップ1~3への移行に伴う
自粛要請・東京アラートなどは何を根拠に自粛を要請しているのか
さっぱり意味が分からなく、あまりにデタラメだったと私は思います。
それにより商売をめちゃくちゃにされた方々は本当に気の毒です。
豊洲への移転の時も「安全だが安心ではない」などとわけのわからない尺度を
突如持ち出して大混乱させ、移転を無駄に引き伸ばしたのも小池都知事でしたね。
これはあくまで私個人の見解ですが。

 

 

我々の運命を担う大切な都知事選が控えています。
皆さんもしっかりと考えて選挙には必ず行ってくださいね。

 


振り返ったら1年前はちょうど社員旅行で台湾に行っていました。
1年後こんなことを書くことになるとは想像すらできませんでした、、、 
何が起こるかは本当にわかりません。
しかし何が起きても前を向いて、明るい未来を信じて毎日を楽しみましょう!!  

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ