入社式

  • access_time2015年03月31日
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4月1日は入社式ですね。新社会人としてデビューする人達にとっては忘れられない特別な日になることと思います。

私も10年以上前に同じように入社式に参加しましたが、あの時のなんとも言えない、不安と期待が入り混じるドキドキの感覚は今でもはっきりと覚えています。

 

トーセキには今年も新入社員3名が入社してきます。

入社式は毎年私も社長として身が引き締まる思いがします。

なにせ、彼ら3人にとって社会人として初めて聞く話が私の話なのですから、少しでも彼らの役に立つ話をと、毎年頭を悩ませ原稿を作ります。

 

 

入社式一つをとってもそうなのですが、新卒採用は募集から採用までかなりのパワーと時間、お金がかかります。

トーセキも毎年新卒採用を続けていて、今年で8年目になります。

業績的には厳しい時もありましたが、毎年継続している新卒採用とは会社にとってどのような意味があるのでしょうか。ちょっと考えてみました。

 

1会社の雰囲気が明るくなる。

これって会社にとっては結構大事な気がします。やはり、同じ人だけで同じことを繰り返しやっていると、だんだん職場の雰囲気は淀んできます。

この雰囲気を一新できるのがフレッシュな若手のパワーです。

元気な明るい声での「おはようございます!!」「ありがとうございます!!」「すみません!!」これだけでも会社のみんなのやる気スイッチが入ります。そのフレッシュさにみんな自然と笑顔になります。

中途採用も良いですが新卒ほどのフレッシュさは、やはり出ないですね。

 

 

2人が育つ

毎年そうですが、新人が入ることによって、2〜3年目の若手社員が急成長します。やはり教える立場、先輩になることによって、責任感が芽生えるんですね。「もうちょっと責任感を持って仕事をしろ!!」と100回いうよりも「今日からお前が彼の教育係な。しっかり頼むぞ」こっちの方が効果があります。「自分はまだ新人なんでわかりませーん」とは2年目からは恥ずかしくて言えない立場にしてしまうのです。

立場が人を育てる、ということはやはりあると思います。毎年4月には新人が入ってくる、自分が先輩になる、という環境だからできる人材育成。これも大きいです。

そして1年経てば自分よりも後輩ができるとわかっていると退職する可能性が低くなります。

部活などでもそうですが、自分よりも後輩がいる、というのは心理的には大きいと思います。

 

 

3教育する社内体制ができる

やはり新人は何もわからずに入社してくるわけなので、社内の教育体制をなんとかしなければ、というきっかけになります。中途採用だと即戦力、という形なので、「自分で何とかしてね」、で済ませる話ですが、新卒採用はそうはいきません。社内に教える文化、仕組み、というのが年々構築されていきます。

 

また私はよく使いますが、新卒に教えることを通じて、既存社員に対するメッセージを混ぜ込む。これも良いと思います。意外と社長の想いなどを伝える場って、あるようでないものです。

新卒採用をやっていると説明会、入社式、社内研修など社長として話す場が一気に増えます。、そういった場を利用して既存社員に対しても自分の想いを乗せて話すことはよくあります。

 

 

これ以外にも色々なプラスなことがたくさんあります。もちろん良いことだけではなく、めんどくさいことも増えますが・・・

特に最近の若い人の運転の下手さは半端じゃありません。何度車をぶつけられたことか、幸い人身事故はまだ0ですが。

今年もしっかりと教習所に行かせて練習させなくては。

 

 

今トーセキでは若い社員がほんとうに素晴らしい活躍をしてくれています。嬉しい話です。

さて、今年の3名がどんな活躍をみせるてくれるか、今から本当に楽しみです。

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柳 慎太郎 足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はゴルフ、テニス、キックボクシング