投資するという仕事

  • access_time2015年05月1日
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社長の仕事は「決定」と「チェック」。

社員の仕事は「実施」と「報告」。

 

いろいろな考え方があるとは思いますし、会社の状況によっても違うのかもしれませんが、

私はこのように定義しています。社内では繰り返し、このことを飽きずに社員に

伝えているので、当社では全員このような共通の認識のもと、

それぞれ自分の役割を担って仕事をしています。

 

社長というのは社内で唯一の「決定」機関であり、これは社長以外では絶対にできません。

そしてその「決定」の責任をとれる(とらされる)のも社長一人だけです。

現在のように変化が激しく、ひとつのビジネスモデルの形だけでは生き残れない

時代において、社長の決定が企業の命運を分けるといっても過言ではないと

思います。

 

私も毎日様々な決定をしていますが、その中でも「投資する=お金を使う」、という決定は非常に大事です。

 私の周りをみていても優秀な経営者の方は、お金の使い方が非常に上手だなぁと感じます。

勝負するときは思い切ってそこに集中的にお金を使う。そしてそれ以上のリターンを得る。そこで得たお金を

また投資して、増やしていく。

お金を使う感覚、というのはやはり実践で身につける以外ないと思います。

 

何かを得ようとする時には、まずは先行して出ていくものがあります。それに対するリターンがあるから、会社は成長し、永続することができるわけです。

しかし、それを何とかして無料で(タダで)・自分(社員)の時間を使う、という努力だけで結果を得ようとするから無理が出てくるんだと思います。

 

ただ、当然ですが限られた経営資源の中でお金を使う、という決定はリスクを伴います。

その意思決定を間違わないために(成功確率をあげるために)、社長は常に正しい情報を仕入れていなければいけません。だから社長が決定を間違えないために、社員は「報告」という大切な仕事を面倒臭がらずにやらなければいけません。

 

当社も今月は車検の売上倍増を狙って、リフトを最新のものに入れ替えます。

まずはお金が出ていきます。それ以上のリターンがあると見込んでの投資ですが、さて、どうなるか。

 

皆さんは生きたお金を使っていますか?

私もどんどん生きたお金を使って会社を成長させようと思っています!!

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柳 慎太郎 足立区で創業50年をこえる老舗企業
ヤナギグループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ