敵は時代

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来年4月に入社予定の学生に対する採用活動がいよいよスタートしました。
今まで新卒採用はトーセキのみでしたが、来年はヤナギ・トーセキ金澤建設でも採用予定なので、ヤナギグループ全体での採用活動となり、私も非常に気合が入っています。

 

現在は少子化の影響で学生の超々売り手市場です。
トーセキも11年連続で新卒採用を続けてきましたが、年々会社説明会に参加する学生の数は減少傾向で、非常に苦労していました。
そんな中でも持ち前の営業力、現場力で少数の中からでも、きらりと光るキラキラ学生さんをみつけ出し採用してきました。

 

しかし、いつまでもこのやり方では限界がある、ということで採用のやり方を今年から全て、オールリニューアルしました。説明会の会場は田町駅から徒歩3分の超かっこいい会場を借り、採用コストも今までの倍以上かけています。
時代が変わっているのに、今までと同じようなやり方では今の学生には通じません。
学生にとっては我が社の都合などは1ミリも関係ないんですね。
まさに我々経営者にとって<敵は時代>なわけです。

 

全てを変えて臨んだ最初の説明会。
結果は、、、ここ数年の中で過去最高人数の学生が参加してくれました。
学生の満足度も非常に高く、ほぼ全員が次の選考にすすんでくれました。

 

学生が会社に求めるものは時代と共に変わります。
昔の学生はお金=給料がモチベーションになりました。
しかし今の学生はあまりお金に興味がないようです。
それよりも休日がどれくらいあるのか、退職率がどれくらいなのか、そっちの方に興味があるようです。

 

他社と同じようなことを同じようにやっていたら、人の採用すらできない時代になりました。
変わること・失敗することを怖れずに、自分のコンフォートゾーンを出て、常にチャレンジしていきましょう。

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柳 慎太郎 足立区で創業50年をこえる老舗企業
ヤナギグループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ