今できることにフォーカスして、今できることを実施しました

  • access_time2020年04月3日
  • folder_open経営


毎日のように増える感染者、そして著名人の死、そしてまだ幼い子供まで感染…。
暗い、そして先の見えないこの状況に皆疲弊していると思います。
そこで一つの決断をしました。
以下は私が本日全社員一斉に送ったメッセージです。


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【皆さんに現金支給することを決定しました。】


皆さん毎日お仕事お疲れ様です。
またコロナウィルス対策での全面的な協力ありがとうございます。


コロナウィルスの感染が止まりません。
心配していたような都市封鎖は今のところ発令されていませんが、
今後どのようなことになるかはわかりません。
いずれにしても長期戦は覚悟しなければならず、
全く油断できない状態が続きます。心の準備だけはしておきましょう。


政府も様々な方針・施策を議論している最中だと思いますが
なかなかまとまらない部分も多いかと思います。
時間がかかりそうです。


暗いニュースも多く、気持ちも落ち込みがちだと思うので、
YGでは全従業員の皆さんに現金支給することを決めました。


<支給額>
社員(技能実習生・嘱託社員含む)・・・2万円
パート・アルバイト(関野さん・城戸さん・井上さん)・・・1万円


生活必需品に使ってください。
当然ですが、このお金で飲み会などは当然禁止です。
細かいことは皆さんの良識にお任せします。


社長室にきて私にお礼などは今回は不要です。


こういう有事の際、
一人一人の底力が求められます。
プロとしてしっかりと全社員が自立してください。
これをきっかけに会社を大きく進化させましょう。

現場の細かいところまで目が行き届きいていないと思います。
トラブルもあると思います。
今、自分が何をするべきか、何ができるか、
自分で考え行動する勇気を持ってください。

経験したことのない非常事態ですが、
「できないこと」ではなく、
「今できること」にフォーカスしてこの難局をみんなで乗り切りましょう。

 

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このチャットを送信したところ、普段はチャットで反応をしないような若手社員から秒速で
「ありがとうございます!」と返信が来ました(笑)


全員から返信を受けたら大変なことになるので、
リアクションだけで良いよ。
と追加したところすぐに多くの社員からリアクションがありました。


未曾有の非常事態であることは言うまでもありませんが、
でも私たちは生活をしていかなければなりません。
今の現状をただ嘆いていても、政治家の施策を批判していても、何も変わりません。
メッセージにも書きましたが、「今できること」にフォーカスして
YG社員一丸となってこの難局を乗り切っていきたいと思います。

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ