環境整備点検

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ヤナギグループには月1回、環境整備点検というものがあります。

月に1度、社長が自分の目ですべての部署を点検する仕組みです。
2月の環境整備点検は全部署満点という環境整備始まって以来の快挙となりました。
私の中では今までで一番緊張し、一番嬉しかった点検となりました。

 

今期のヤナギグループのテーマは「整頓の徹底」です。
徹底とは、人から見て異常と思われるレベルまでやること、
というのがヤナギグループの定義です。
今期のスタートと同時に環境整備・整頓のレベルを異常なレベルにまで引き上げようと
様々な取り組みを現在行なっています。

 

 

環境整備点検は120点満点です。
従来の環境整備点検では、ほとんどの部署が110〜120点、100点を切ることなど
ほとんどありませんでした。
しかし、今期は基準を上げ、点検項目を変えた途端に一気に点数が下がりました。
1月の点検では前代未聞の60点の部署が多発する異常事態。
しかも3ヶ月連続で90点以下だと賞与の評価が下がるというのがルールなのですが、
なんと1部署以外すべてリーチ!!という背水の陣で臨んだ点検でした。

 

 

そんな状況だったので、今までのやり方を大幅に変更し、事前チェック、
当日チェックの仕組みも導入し、環境整備の勉強会にも幹部と一緒に
参加し勉強して、挑んだ当日でした。
結果は全部署満点、という快挙!!やればできる!!チェックの重要性を
痛感しました。

 

 

今回の点検に向けては社員の皆さんも(なんでこんなことやる必要があるのか?
何の意味があるのよ?)など色々と不満はあったと思いますが、
本当によくやってくれました。
全部署・全社員が真剣に「整頓」の改善に努めてくれたのでこの結果につながったと思います。

今回の点検で私は、整頓(環境整備)を徹底することが、今ヤナギグループに一番必要なことだ、
今期のテーマは間違っていなかった、と確信しました。

 

 

当たり前ですが、どんなに文房具・環境整備の道具を整頓したところで、業績は上がりません。
そんな簡単に業績が上がったら全国どこの会社もやりますよね笑。
そうではなくて、日々の環境整備というトレーニングを通じて、整頓の概念を毎日の仕事に応用すること、これが業績アップの秘訣です。文字だとなかなか伝わりづらいですが、、、

 


遠回りなようで組織改革の一番の近道は環境整備です。これは間違いありません。
そのことを信じてこれからもヤナギグループは環境整備を磨き上げます!!

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柳 慎太郎                足立区で創業60年をこえる老舗企業
カクシングループの代表取締役(3代目)
趣味はテニスとゴルフ